裨文羅刹考察

あの裨文がうみねこ最大の謎と言っても過言ではないのではないでしょうか…
そもそもあの裨文には解釈が二つ存在しますよね。

●黄金の隠し場所
●ベアトリーチェ復活の儀式

これは別物として扱うべきじゃないかと思うんですよね。

ここから先、EP４までのネタバレを含みます。

 まず、EP３で絵羽が黄金を見つけたシーンが幻想ではなく真実だったとすれば、裨文の役目は『黄金の隠し場所』として確立します。
その場合、『ベアトリーチェ復活の儀式』という役目は無くなるわけですよ。
『ベアトリーチェ復活の儀式』の役目を持たせたいのなら、その裨文の意味する場所に黄金を隠す必要は無いわけです。
ですが実際に黄金は在った。
更に、裨文をなぞりベアトリーチェを名乗る殺人実行犯というニンゲンも実在する事に。
そして更に、絵羽が実行犯という線は完全に無くなる。
何故かと言うと、連続殺人が止まらなかったからです。
『もし見つけた場合は回収を中止し、それまで回収した分もお返しします』
EP３の世界でこの手紙の文章が生きているのかどうかは定かではないですが、回収が止まらなかったのは、

絵羽が名乗り出なかったから＝実行犯は絵羽が見付けた事を知らなかったから

と、私は見ています。
なので、秘密を共有した楼蓙も白だと。
まぁ『黄金を見付けた事によって回収は止まったが、黄金を独り占めにしたい絵羽がその後の犯行を起こした』という風にも捉えられますがね。
実行犯継承説は、何かありそうなんで今度広げます。

もう一回、最初に戻ってみましょう。
そもそもあの裨文は何の為にあるのか？
金蔵は何の為に作ったのか？
『黄金の隠し場所』ってのも、実は罠なのかもしれません。
EP３は特殊なエピソード。綿流しに相当するらしいですからね。
でも『黄金の隠し場所』と仮定しましょうよ。
金蔵は嫌ってる子孫に黄金の場所を示す裨文を遺すのか？

そこで羅刹推理。
愛をもって解釈(笑)
EP１から金蔵は居なかった。
これ即ち、プレイヤーの持ち得る金蔵情報は全て間接情報。
金蔵に対する愛が無い情報も紛れている・もしくは全て誤情報である可能性を否定出来ない。
復唱要求！
『金蔵は実はとっても家族思いの良いお祖父ちゃまでした』www
金蔵曰く
『金蔵は家族も使用人も大好き
誰に家督を譲るかなんて決められないっ(T▲T)
だから裨文を説いた人に全部あげる』

はい、すいませんでした(笑)